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【佐渡放送局】災害がおきたら生活はどう変わる?

Posted on 2023年5月31日

by MADE IN NIIGATA


佐渡放送局は、佐渡に住む子供たちが自分の目と脚で佐渡の新しい姿を探求し、一人一人が佐渡の新しい魅力をPRするインフルエンサーとして取り組むメディアです。

今年のテーマは「災害の時にも役立つ佐渡のおいしいもの」の発見。

今日は、佐渡市内の2校(佐渡市立金井小学校、佐渡市立金泉小学校)総勢60名で、「災害がおきたら生活はどう変わる?」を勉強しました。

迎えた講師は、公益社団法人中越防災安全推進機構の河内毅さん。

河内さんが所属する、公益社団法人中越防災安全推進機構は様々な災害地への支援のほか、災害経験を活かした”防災教育”にも取り組む、防災エキスパートの集団です。

【河内毅さんのこと】
自動車会社勤務を経て、静岡大学農学部森林資源科学科に編入学。
同大学院修士課程を終了後、青年海外協力隊として2度のグアテマラ派遣を経験。
帰国後、日本の地域づくりの活動に関わりたいと考え、中越地震の被災地の復興支援活動に携わる。
平成20年4月より現職の中越防災安全推進機構にて、東日本大震災の災害支援活動や、自治体や地域の防災力向上のためのコンサルティングや研修業務を担う。

災害がおきるとスーパーでは大行列ができ、商品が棚から一斉に消えてしまう。

さらには、水道やガス電気が使えなくなることで普段通りの生活が送れなくなってしまう。

普段とはちがった空間で過ごさなければいけなくなる。

実際に災害現場で経験をしてきた、具体的な事例も交えながら臨場感のある講義は進んでいきました。

話し手も聞き手も、しだいに熱を帯びてきたなか、河内さんから一つの問題提起がされました。

「冷蔵庫がとまるかもしれないから、冷蔵とか冷凍じゃないものがいいはず」

「ガスや電気が止まっても、コンロがあればお湯は沸かせるかも」

「水を使わないものがいいから、お菓子とかがあるといいんじゃないかな」

「いや、絶対水は必要だからいつも家に置いておきたい」

実際の生活を頭のなかで想像しながら、活発に意見が飛び交う!

佐渡市の小学生が取り組むプロジェクト、”佐渡放送局”は新しい佐渡の魅力を発信するメディアです。

今回学んだ、「災害時に食事をとるために備えておいた方が良いもの」という問題提起と、周りにある佐渡の様々なおいしいもの。

それが組み合わさって、この先いったい何がうまれるか?

がんばれ!佐渡放送局!