reading

reading / RELEASE

「ル レクチエ」、今年の解禁日は11月19日(土)

Posted on 2022年11月17日

by MADE IN NIIGATA


~甘く、芳醇な香りの「西洋なしの貴婦人」をお楽しみください~


新潟県特産の高級西洋なし「ル レクチエ」が11月19日に販売解禁となります。県産「ル レクチエ」は、早出し競争による品質低下を防ぐため、JAグループの自主的な取組として販売解禁日が設けられています。


「ル レクチエ」は、皮が薄く、傷つきやすいデリケートな性質のため、栽培には繊細な技術と環境が求められます。生産量が限られ、出荷時期が約1ヵ月と短いため、希少価値が高く、高価なもので1玉4,000円の値が付けられるものもあります。

その希少性と、甘くとろみのある上品な口当たり、芳醇な香りといった特長から、お歳暮など贈答品として高く評価され、華やかなパーティーシーズンにぴったりの果物です。

他の西洋なしと比べて追熟(ついじゅく)期間が長く、例えば、「ラ・フランス」の追熟期間は15~20日間ほどですが、「ル レクチエ」は約40日間の追熟(ついじゅく)期間を要します。

10月中~下旬ごろからの収穫作業ののち10~15℃で管理することによって、表皮が緑色から山吹色に変化し、高い糖度ととろけるような果肉、独特な甘い香りが生まれます。



ル レクチエの概要

「ル レクチエ」は、フランス生まれの西洋なしで、日本では明治36年(1903年)頃に新潟県で栽培が始まりました。

当初、栽培に試行錯誤を繰り返していましたが、デリケートな果実をひとつひとつ袋をかけて大切に栽培するなど、産地をあげて本格的な栽培に取り組み、平成に入った頃、安定的に出荷できるようになりました。

こうして新潟県は本国フランスをもしのぐ「ル レクチエ」の一大産地へと発展しました。現在、国内における「ル レクチエ」の8割が新潟県で生産され、県における「ル レクチエ」の年間生産量は約1,800トンにのぼります。

● 名称   :「ル レクチエ」
● 販売解禁日:11月19日
● 収穫時期 :10月中旬~下旬
● 販売期間 :11月19日から約1ヵ月(新潟県外では11月下旬頃から順次店頭に並びます)
● 販売場所 :首都圏・中京・関西の百貨店、果物専門店 など
● 価格   :1玉平均300~500円ほどで、贈答用高級果実として高く評価される
● 色    :追熟(ついじゅく)で緑色から山吹色に
● 味    :濃厚な甘みと適度な酸味
● 香り   :甘い香水のような芳醇な香り          
● 形    :首の部分がくびれた、エレガントな外観
● 食感   :とろみがあり、なめらかな口当たり



本件に関するお問合わせ先新潟県農林水産部 食品・流通課 服部、田村
電話 025-280-5305
ngt060040@pref.niigata.lg.jp