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新潟で生まれた、幻の黒米

Posted on 2021年11月8日

by MADE IN NIIGATA


紫黒もち米紫宝(しほう)は、新潟県が開発した、機能性豊かな古代米(紫宝もち米)です。

豊富な栄養を含み鮮やかな色あいが特徴で、しかも新潟県内でしか栽培が許可がされておらず、市場流通はほとんどされない幻の黒米です。


生産地は、新潟県の中央に位置する燕市。

越後一宮と呼ばれる弥彦山[標高634m]と俳人良寛ゆかりの国上山[標高312.8m]から臨む蒲原平野の一角に位置し、土壌・水源・日照に恵まれた穀藏地域です。


夏の平均気温は27℃程で、降水量は7,11,12,1月が多い、典型的な日本海側気候です。

燕市は金属加工業で有名ですが、元々農村の副業が始まりで現在でも兼業農家が多く、農地は土地面積の51%で工業用地は27%程です。


栽培するのが難しいといわれている紫宝は、燕市農家の高い技術と経験、そして安心して楽しんでいただくための大きな責任から生まれています。

紫黒米は玄米で食するので、生産者は農薬を果皮・種皮に残さないよう、時期を見計らい、極力減農薬に努めています。

収穫後の残留農薬の検査結果でも全くと言っていい程、検出されていません。

ミツバチの減少など、自然の生態系の影響が出始めているとされ、海外では使用を禁止されているネオニコチノイド系農薬ですが、私たちの育てる紫黒米「紫宝」は使用しない事を決定しました。

ツバメやミツバチも寄りつかない水田のお米は人にもオススメできないと考えています。


紫宝は、一般の精白米より甘みが強く、他県産黒米よりさらに甘みが感じられます。

紫黒米「紫宝」の果皮・種皮に、ポリフェノールの一種であるアントシアニンを含んでおり、他にもカルシウムやカリウム、鉄分、ビタミンなども豊富(白米の2~3倍)に含んでいます。
毎日の食事で手軽に健康成分を摂取することができ、病気の予防にも期待されています。

また、栄養効果を得るためには毎日の食事でバランスよくこまめに摂取することが大切です。
ここでは、毎日の食事で気軽に取り入れることができる紫黒米の使い方をご紹介します。


ご自宅で食べている白米をお好みの分量研ぎ、適したお水を注ぎます。ここまではいつもと変わりません。
仕上げに、白米1合に対し小さじ1の紫黒米を加えます。最後によく混ぜて炊飯器へセットしスイッチオン。
水分量と紫黒米の量はお好みで調整をしてください。
白米3合:大さじ3強、お水は白米だけの時よりほんの少し多め。がマイルール!


一般の白米より甘みが強い紫黒米。
ツヤツヤもちもちの食感をお楽しみください。冷めても美味しくいただけるのでおむすもオススメです。
紫宝を通して食の豊かさを提案するブランド「HIEN」のオフィシャルサイトでは様々なレシピや栄養素の紹介や紫黒米を更に楽しめる情報を掲載しています。ぜひご覧ください。


HIEN オフィシャルサイト